インプラント症例紹介| 調布市国領町で歯科・歯医者をお探しの方は【医療法人社団晃明会 野瀬国際デンタルクリニック】まで

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症例紹介

Case160代男性 アジア系人種

下顎前歯部の欠損補綴を主訴に来院されました。20年以上もこの状態で過ごされていたということでしたが、思い切って治療に踏み切る決心をしたということです。歯を支えている歯槽骨は、歯の欠損後は少しづつ痩せて細くなってしまいます。この患者様も、歯の欠損後長年放置した事により、インプラント埋入ができないほどに下顎骨が頬舌的に薄くなっていることが分かります。
まず、水平的に骨の幅を増やすために、Split Crest というテクニックで骨の幅を増やし、インプラントを理想的な位置に埋入しました。骨造成の前後で顕著に骨の幅が改善されていることが分かります。
このテクニックは、院長の野瀬が、ニューヨーク大学に在籍しているときに、Case Series として共著で論文を出しています。

1) A Three-Stage Split-Crest Technique: Case Series of Horizontal Ridge Augmentation in the Atrophic Posterior Mandible. Int JPeriodontics Restorative Dent 2018 (9 pages). doi: 10.11607/prd.2907

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Case230代女性 アジア系人種

上顎の前歯の動揺を主訴に来院されました。お子様の頭が前歯に強打し、上顎両側中切歯の歯根が破折してしまいました。レントゲンからも分かるように、これらの歯根に破折線が認められます。また、CT画像からは歯根周囲の骨が炎症により高度に吸収してなくなってしまっていることが分かります。

まず、これら2本を抜歯して一時的な義歯を装着し、2ヶ月後にGBRによる骨造成とともにインプラントの埋入を行いました。その後、両インプラント間の歯間乳頭という部位に歯肉を移植することで、さらなる審美的・機能的回復を得ました。

・・Case2 術前のCT画像
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Case340代男性 地中海人種

上顎の前歯の痛みのため来院。患者様ご本人が強くインプラント治療を望んでおり、その後の検査で歯根破折が見つかり抜歯と診断しました。歯根は破折していましたが、このケースでは歯を支える歯槽骨の状態が良く、抜歯と同時にインプラントを埋入するという抜歯後即時埋入が可能な状態でした1, 2) 。
インプラントを埋入した当日からはその部位に仮歯を付け、その後治癒を待って、最終的なクラウンを装着しました。口腔内写真とレントゲン画像から、インプラントが理想的な位置に埋入されていることが分かります。この患者様は、笑ったときに歯茎が大きく露出するHigh Smile Line 3) で、審美的な結果をより強く求められましたが、歯肉の形態も天然歯があったときと同じような形態を保ち、とても良い結果が得られていることが分かります。

1) Kan JKY et al. Classification of sagittal root position in relation to the anterior maxillary osseous housing for immediate implant placement: a cone beam computed tomography study. Int J Oral Maxillofac Implants 2011; 26: 873-876 2) Nicolas E et al. A Simplified Socket Classification and Repair Technique. Pract Proced Aesthet Dent 2007;19(2):99-104 3) Tjan AHL et al. Some Esthetic Factors in a Smile. J Prosthetic Dent. 1984

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Case460代男性 北方人種

下顎の前歯をかなり前に失い、長年その歯の歯冠部を両臨在歯と接着して使用しておられました。インプラントが両臨在歯を全く傷付けずに歯を補うことができることを知り、インプラント治療を希望して来院されました。
下顎前歯はとても小さく、その部位へのインプラント埋入はよりいっそう正確な埋入角度を要求されます。レントゲン写真により、その限られたスペースにインプラントが埋入されていることが分かります。
また、クラウンの色を意図的に濃くすることで、周囲の歯と調和のとれたセラミックを入れることができました。

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Case520代男性 アジア系人種

事故により上下顎前歯部を強打し損傷。左上前歯はその衝撃によりすでに抜け落ちており、右上と左下前歯も深い位置での破折により抜歯となりました。右下前歯は破折により歯髄が露出していたため根管治療を行い保存しています。
右上と左上前歯部を抜歯後、上顎には義歯、下顎には右下前歯を支台にして仮歯を入れました。2ヶ月の治癒期間を待って、まずは上顎に2本のインプラント埋入と同時に骨造成(GBR)を行いました。その後、下顎の前歯部の非常に狭いスペースにインプラントを埋入し、骨の厚みを回復させるためにGBRを行いました。
まだ若くしてこのような事故に遭われ、初めて来院したときはとても落ち込んでおられましたが、このように大変良い治療結果にとても喜ばれておりました。

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Case630代男性 北方人種

上顎右側前歯を重度の根尖病巣により抜歯、左側も後に歯根破折により抜歯となり、インプラントを希望されました。上顎前歯部に2本のインプラントを埋入すると同時にGBRによる骨造成を行い、自然な笑顔を取り戻すことができました。

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Case750代男性 北方人種

以前から上顎右側前歯が欠損しており、それを補うために接着性ブリッジを装着していましたが、両臨在歯にこれ以上負担をかけたくないことと審美的な理由からインプラントを希望され来院されました。
この患者様は骨の量が十分にあり、骨造成をする必要はありませんでした。術前に骨の幅と量などを三次元的に確認するためにCTスキャンを撮影し、骨造成の必要性やインプラントの選択を入念に行うことは必要不可欠です。また、それが患者様の負担を減らすことにもつながります。
埋入されたインプラントの位置は理想的であり、作製されたクラウンの形は隣在歯と対称的で、色調・形態ともにとても自然な仕上がりとなっています。

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