IOCI 認定基準
ICOIでは、インプラント治療における専門的知識と臨床経験に応じて、Fellowship, Mastership, Diplomate の3 段階の資格を認定しています。資格申請は、インプラントの基礎と臨床、研究と実践のバランスを考慮し構成された各国の資格審査委員会により、厳正な審査(面接、症例発表、筆記試験など)を経たうえで認定されます。
各資格には3~5 年ごとの更新制度があり、資格取得後も積極的に生涯研修、研鑽を積むことが必要です。
- ICOI Fellow(認定医)
- インプラント治療において一定の知識・技術を有しており、適切な診断と治療を行うことのできる歯科医師が取得できる資格です。20 のインプラント症例と、さらに難易度の高い外科処置と補綴処置を行なっているインプラント症例も10 症例必要です。また、継続的な学会や研修への参加も必要となります。
- IPS Mastership(マスターシップ)
- 補綴治療を中心に行う歯科医師、または歯科技工士が取得している資格です。最終補綴物を装着してから1年以上経過している症例が40 症例必要となります。また、学会、研修への参加が100 時間以上であることも求められます。
- ICOI Diplomate(指導医)
- 補綴と外科治療を行う歯科医師を対象にしたICOIの最上位資格であり、より豊富な臨床経験と研鑽を積んでいる歯科医師が取得できる資格です。
インプラント埋入の外科処置のみを行なっている症例は60 症例で200 本以上、補綴処置のみ行っている症例は60 症例で100 本以上、外科処置と補綴処置の両方を行っている症例は60 症例で75 本以上必要です。
さらに、骨造成やサイナスリフト(上顎洞内への骨造成)の症例も必要となります。また、学会、研修への参加が150 時間以上であることも求められます。
当院院長の野瀬冬樹は、ICOIの最上位資格である “ICOI Diplomate” を取得しています。
認定証
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Diplomate(指導医)
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Fellow(認定医)